【中国反腐敗】宋亮が収賄罪で無期懲役判決 220830

2022年8月30日、四川省楽山市中等人民裁判所で、甘粛省共産党委員会の元常務委員で同省政府の元党組織副書記で、副省長であった宋亮という男に収賄の罪で無期懲役の判決が下った。当然、政治権利は一生剥奪される。財産は全て没収され、収賄が生んだ利益も国庫へと渡った。

 

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(引用: 政事儿)


宋亮氏は、内モンゴル自治区人民政府で、自治区政府執務室副主任、自治区金融証券執務室副主任、自治区金融業務執務主任を勤め上げ、その後、同自治区の赤峰市で、市共産党委副書記を、また、同自治区交通運輸庁庁長、同自治区の烏海市で市共産党委員会書記を歴任したのち、内モンゴル自治区共産党委員会常務委員、通遼市共産党委員会書記と内モンゴル自治区でキャリアを積み、甘粛省に移ってからは、甘粛省共産党委員会常務委員と甘粛省人民政府において副省長を勤めていた人物である。

 

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(引用: 北青政知新媒体)


1963 年 12 月生まれの宋亮は、河北省辛集市出身で、1990 年 10 月中国共産党に入党し、南開大学経済学部金融学科を卒業し、経済学修士を取得しているエリートだ。


1981 年 9 月、18 歳の宋梁は内蒙古大学経済学部に入学し、計画と統計を学び、卒業後、内蒙古自治区計画委員会経済研究所に幹部として入職し、2017 年 3 月まで32 年間、宋梁は内モンゴルで勤務した後、甘粛省の要職を約3年間常務副知事を務めた。

 

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(引用: 北青政知新媒体)


裁判所の審理では、2000年から2020年までの間、立場や職権を使い、他人に少額ローン会社や地方銀行を設立したり、企業や個人に便宜を図ったり、違法に現金や株、不動産などを受け取ったという事実が明らかにされた。賄賂の合計額は約8000万元で、日本円で16億円だという。


内モンゴル自治区政府の金融執務室で働きながら、都市商業銀行と少額ローン会社の発展を精力的に推進していたという宋亮氏。


『人民法治』の報道によると、彼のもとで、都市商業銀行の設立を奨励し、包商銀行、内蒙古銀行、オルドス銀行などの都市商業銀行が急速に発展したのだという。


2019 年 5 月 24 日、かつて勢いのあった包商銀行が深刻な信用リスクを理由に、中国人民銀行中国銀行保険監督管理委員会に共同で買収され、金融界を騒がせたが、そこから、明日系社の実質的支配者である肖建華氏と関係があることが判明した。


この肖建華氏は、黒幕として長年に渡り暗躍し、明日系社を通して、中国本土に企業を上場させている。一部では、2017 年 1 月 27 日、香港で身元不明の人物に連行された後、秘密裏に裁判にかけられたと言われている人物だが、なんと包商銀行の大株主になっていたのだ。


汚職は宋亮氏だけでなく、多くの関係者を巻き込んでのものだった。

メディアの報道によると、宋亮氏は、「引退後は大学に行って経済学を教えたい」と感慨深く語ったことがあるようだが、それは叶わない夢となった。

 

そんな宋亮氏に似ていると、『そっくりさん AI顔診断』で判定されたのは、、、

 

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窪田正孝さんでした!

 

うん!似てない!

 

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参考: 政事儿/北青政知新媒体